アートクレイシルバー作り方紹介

銀粘土のシリンジタイプで作る指輪の作り方を画像で解説!

銀粘土アートクレイシルバーの
シリンジタイプで作る指輪の作り方
について紹介しているページです。

実際にシリンジタイプの銀粘土を
使って指輪を制作していった手順に
沿って詳しく説明していきますね。

銀粘土のシリンジタイプで作る指輪の作り方

1、指輪のサイズを決める。

サイズ入り芯金棒という物を使い、
作る指輪のサイズを決めます。

芯金棒にはサイズが書いてあります。

 

出来上がりの指輪が小さくなる事を
考えて自分の作りたいサイズより
だいたい3号位大きいサイズの所に
付箋紙を巻きつけます。

この時は、出来上がりを7号くらいに
しようと思ったので、9号と
10号の間に付箋紙をつけました。

 

2、付箋紙(ポストイット)を木芯棒に巻きつける。

サイズ入り芯金棒に巻いた
付箋紙を芯金棒から取り外して、
木芯棒に取り付けます。

これで指輪作りの準備は
オッケーです!

 

3、付箋紙に指輪の目安を書いておく。

木芯棒に付けた付箋紙に、指輪を
どの程度の大きさ、太さにするか
の目安の線を書いておきます。

そうする事でシリンジの線を引く
目安になり、線を引きやすく
なりますし、自分の作りたい指輪
の太さと大きく異なってしまう
事を防ぎます。

 

4、シリンジで外枠の線を引いていく。

シリンジタイプの銀粘土で指輪の
外枠の線を引いていきます。

シリンジは画像の様に、注射器の
ような形をしている物です。

銀粘土を少しずつだしながら、
木芯棒をまわしながら
付けていきます。

途中できれても大丈夫です。

線をつなげるようにして、
シリンジでリングの外枠を
書いていきます。

 

5、シリンジで内側の模様を描く。

外枠を引き終わったので、
内側に模様を描いていきます。

適当にぐるぐると線を出して
模様を描きました。

なるべく均等になるように
しましょう。

リングの強度を高めるため、
模様を描いた後に外枠にも
線をなぞっておきます。

 

6、石を付ける。

少々見難いかもしれませんが、
黄色い石をつけました。

シリンジで描いた模様の隙間に
ぐっと押し込んでくつけ、
石が外れないように石の周りを
シリンジで補強します。

石に線が乗りすぎると、
石が見えにくくなるので、
注意しながら作業しましょう。

 

7、シリンジ線を引き終わる。

シリンジ線を引き終わりました。

これで指輪は完成なのですが、
今回はモールドという型を使って
蝶のモチーフをトップに
くっつけたいと思います。

 

8、モールドで蝶のモチーフを作る。

モールドという型で蝶のモチーフを
作ります。

まず、モールドに食用油や
ベビーオイルを軽く塗り、
粘土がはがれやすいようにします。

そうしたら、粘土タイプの
アートクレイをモールドに
押し込み、余分に出た粘土を
スパチュラなどでそぎとり、
蝶の形にします。

 

そして、モールドをぐいぐいと
左右や上下に広げ粘土を
とりだします。
(乾燥はさせていません)

すると、キレイな蝶のモチーフが
できあがるんです!

モールドは便利ですねー。

 

9、蝶のモチーフを指輪に貼り付ける。

完成した蝶のモチーフをシリンジ
で制作した指輪に貼り付けます。

場所は自分の好きなところで
いいです。

僕の場合は一番シリンジ線が
ごちゃごちゃしている所を
隠すように貼り付けました。
(石は真裏にきました)

 

10、指輪を乾燥させる。

モチーフもつけ、完成までもう少しです。

次は乾燥させます。

木芯棒につけたまま、ダンボール
などの箱にいれてドライヤーで
30分程度乾燥させます。

そこそこ乾燥したら、木芯棒から
付箋ごととりはずし、しっかり
乾燥させます。

 

11、乾燥した指輪を整形する。

しっかりと乾燥させたら次は
指輪の気になる所をヤスリ
などで綺麗にしていきます。

これが終わるとついに焼く事に
なりますが、この工程が粘土の
状態で出来る最後の工程と
なるので、 しっかり綺麗に
しておきましょう。

 

12、指輪を焼成する。

しっかりと乾燥させた指輪を
電気炉に入れて焼きます。

700度で15分くらいです。

焼成機器はシルバーポットなど
でも大丈夫です。

 

13、焼き上がった指輪をステンレスブラシで磨く。

焼き上がった指輪を電気炉から
出し、しばらく冷めさせます。

やけどをしないように
気をつけましょうね。

焼き上がった指輪は白くなって
いますが、これをステンレス
ブラシで磨く事によって
銀の地肌がでてきます。

全体をまんべんなく磨きましょう。

 

14、仕上げをする。

鏡面仕上げというピカピカの
仕上げにするために、全体を
磨きヘラという棒で磨きます。

この棒で力を入れてこすることで
とてもキレイになるんです。

気の済むまで磨いたら、
シルバーリングの完成です!

 

15、完成!!

全体をきれいに磨いたら、
指輪の完成になります!

結構簡単に制作することが
できますよ。

 

銀粘土のシリンジタイプで指輪を
制作する工程は以上です。

この作業のときに初めてモールド
を使ったんですけど、すごい便利!

他の種類も欲しくなっちゃいました(笑)

 

シリンジは慣れるまで線を
出しにくかったりしますが、

ここで紹介している手順の作業は
そこまで難しい物ではないので、
是非チャレンジしてみて下さいね。

 

次のページではクロスモチーフの
シルバーペンダントの制作手順を
詳しく説明します。

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