銀粘土の失敗談

TOP銀粘土の失敗談その1

銀粘土の失敗談その1 「初めての失敗」

今でこそ、アートクレイシルバーのインストラクター資格も持っていますし、失敗もすくなく以前よりも作品を綺麗に作れるようになった僕ですが、 銀粘土に触り始めたころは本当に失敗ばかりで、へこむ事もたくさんありました。

ちょっと恥ずかしいですが(笑) そんな失敗談を書いてみたいと思います。


初めての造形。

僕が初めて銀粘土に触ったのはかれこれ2年くらい前で、「PMC3スターターキット」という銀粘土のセットと本を一緒に購入して、 誰に習うでもなく独学で始めました。

初めての失敗は、1番最初に作ったリングでした(^_^;)


最初に作ったリングは一応自分でデザイン画を書き、平打ちリングにチャームをつけられるようにしたリングで、 結構ありがちなデザインだったなぁと思います。

初めて銀粘土の袋をあけるときは、なぜか緊張してましたね(笑)


袋を開けて、粘土を取り出して、粘土を包んでいる透明なラップのようなものをはずしてと、 本をみながら注意しつつ、作業をしていきました。

銀粘土をこねるときに空気が入ってはいけないということだったので、「大丈夫かなぁ・・」とちょこっと心配しながら粘土をこねたり。

こねてるうちに水気がなくなって乾燥してきてあせったり。

本を見ると水をこまめにつけようと書いてあったので、水を付けたらつけすぎて、べとべとになってさらにあせったり(汗)

そのときはラップをつかわずに銀粘土をこねていたので、べとべとになって手につきまくった銀粘土をみて、 「これも銀なんだよなぁ・・・○○円くらいするのかなぁ・・・トホホ」なーんて考えたりもしてましたね(^_^;)


そうこうして粘土をこね、丸くしてひも状に伸ばし、なんとかリングの土台のような形になっていきました。

本をみて造形のポイントを確認しながら進んでいたので、スピードも遅く、粘土は乾燥してしまうことも。

そのたびに少しずつ水をつけ、また手に粘土がついてはトホホと思ったり(゜ー゜;)

そのあと、ひも状の粘土をローラーで伸ばして、平打ちリングの原型を作ったんです。

この時に厚みをしっかりととっておかなかったのが、失敗の元になりました。


リングばらばら事件

その後も本を見ながら作業をすすめ、木芯棒に粘土をまいて乾燥させました。

大分時間もかかって苦戦しながらの造形でしたが、少しずつ形になっていくことに喜びがあったのを覚えています。


そして、乾燥させ終わった粘土を木芯棒からはずし、また乾燥。
しっかり乾燥したのを確認したあと付箋紙からはずしました。

次はリングを削って、形を整える整形です。

乾燥したリングを指につけてみたりして、「おー!すげー指輪だー」なんて思ったりしながら、削りの作業を始めました。


まずはリングの両端を整えるために紙やすりを下に敷き、リングを動かして削り始めました。

「いくら乾燥しているからといって、粘土は粘土。扱いは丁寧に。」

削り始めたときは本で学んだその思いを忘れないようにしながら慎重に削っていましたが、 なんか、いい感じに削れていくのが楽しくて、軽快に削っていきました。

早く完成させたいな〜!という思いもあったし、乾燥してていくらか硬くなってるから大丈夫だろ〜という油断もありましたね。


そうこうして削っていると、「バキーーーーン!!」っていう感じで、リングは割れました・・・。

「ぎゃあああああ! やっちまった!」と思ったときには時すでに遅し、リングは見事に4分割のバラバラに(泣)

そのとき僕は、調子に乗ってた自分にバカ!オレのおたんこなす!と13回くらい言ったあと、リングを見て心底へこみました。


がんばった修正

4分割してしまったリングの破片を眺め、さっきまであんなにいい感じにできてたのに・・・と思いながら しばらくボーっとしてました。

その後、ボーっとしてても始まらないので、本を開き、治す方法がないか調べました。

本にはもちろん修正の仕方は書いてありましたが、どこかの1部分がかけたのを治すとかで、 4分割の治し方はさすがに書いて無かったです。

それでも、修正にチャレンジしました。

作り直そうなんて思いはみじんもなく、とにかく何が何でも治してやるぜ!と考え、 とりあえず、あまっていた粘土に水を加えてペーストを作り、分割したパーツにペーストをつけ水でなじませ、1つずつくつけて、 なんとか4つくっつけることができたんです!

我ながら、あの時はよくがんばったなぁと思います(笑)


焼いたけど・・・

修正を終えた僕は、表面を少しだけきれいにして、チャームをつける輪をリングにつけ、そそくさと乾燥させました。
「もう割るまい!」その気持ちがとにかく大きかったです。

そして、リングを焼きました。


特に問題もなくリングは焼き上がり、「おおー!ついにできたー!」とはしゃいでいました、このときは。

本で磨きの手順を確認しながら、リングを磨いていきました。
まずはステンレスブラシで全体をくまなくごしごしと。


白い粉をふいたような状態だった作品が銀色になっていって「おおぉ〜〜!」と感動もひとしおです。

さぁーて、もっときれいにするために磨きヘラでみがくぞ〜と気合をいれ、 ごしごしと力を入れて磨いていたら・・・「バキィーーーーーーンン!」

リングは4分割になりました。リングの強度が僕の力に耐え切れなかったのだと思います。

初めての作成で苦戦しつつ造形をしてきて、4分割の修正をなんとかクリアし、僕は満身創痍でした。

そして、もう完成だ!というところでのこの悪夢。


見事にノックアウトです。「あぁ・・・」という感じで軽い放心状態。10カウント立ち上がれず。

悔しさをかみしめつつ僕の初めての製作は終了しました。


このように、僕はしょっぱなから大失敗をかましてしまったんです(^_^;)

このときの原因は、リングが薄すぎて耐久性が悪かったこと、とにかく早く完成させたくて、 集中力が散漫で疲れているのに作業をしてしまったこと、乾燥体を削るときに力を入れすぎたこと、などだと思います。

ですが、この失敗があったからこそ、「もっと乾燥体の扱いを気をつけよう」などいろいろと学ぶことができたので、 よかったといえば、よかったかなと思います。

まぁ、まだまだ失敗はしてるんですけどね(ーー;)


どんなにすごい作品を作っている人でも、絶対に失敗を経験しているはずです。 あなたも失敗をして、もうやりたくないと思うこともあるかもしれませんが、そこから何かを学び、次にいかしましょうね。

きっと素晴らしい作品を作ることができるようになりますから(^-^)


(ちなみにこの指輪は後日、接着剤でつけるという暴挙にでましたが、それで納得いくはずもなく、過去の戒めとして保管してあります(笑))


次のページでは、銀粘土作品の色々な仕上げ方を解説しています。


◆メニューリスト◆
◆上達のためのスパイス☆
◆インストラクターを目指す!
◆材料・道具をそろえよう!
◆レビュー


Copy Right (C) 2006-2010 citkk.com All Rights Reserved アートクレイシルバーK-K  SEO対策済テンプレート